7月度のセミナーを終えて

7/6と7/20にビギナー向けのセミナーを行いました.7/6は「これからはじめるOPアンプ回路」で東京会場,7/20は「これからはじめるロジック回路」で大阪会場でした.

どのセミナーも,驚くような遠方の方が何人かいらっしゃり,とても驚いております.ただただ感謝しかありません.今後より良いセミナーにするため,私なり感じたことを忘備の意味で書きたいと思います.

どのセミナーもみなさん真剣に聞いてくださりました.さらにアンケートでもおおよそ高評価を頂いております.本当にありがとうございます.

けれども,ただ講師が前でしゃべり,前で実験するのを見てもらうだけでは,実際の感じは伝わらないなーとも感じました.やはり皆さんに実際に物を触ってもらう体験が必要なのではと.

そういう意味で受講者の皆さんが,実際に実験出来る内容にバージョンUPしなければと,真剣に考えています.

両セミナーともビギナー向けという事で,電気理論のおさらいを入れたのですが,これを難しいと感じられている方が何人かいらっしゃいました.そして「電気理論を真剣に学びたいのでその様なセミナーの計画はあるのか」とのご提案も頂きました.改めて今の時代のエレクトロニクスは,いろいろな分野の方が参入され,裾野が広がっているのを感じた次第です.

教科書に書いてある話の羅列ではなく,実物の回路のノウハウを伝える授業.これが私の目指すセミナーの姿です.そのためには少人数制セミナーが理想ですね.確か英会話スクールもそういう方向ですね.今後,高速高ゲインのトランスインピーダンスアンプの設計法や,デジタル制御電源など,かなり濃い内容を予定しております.

7/20のセミナーではCPLDの使い方を組み入れました.intelのQuartus Prime Lite Editionを使って,実際にロジックを回路を組んだのです.リクエストもあったので,その時の操作方法を次のblogでUPいたしますね.